成長期に多いケガとその予防法

2025/06/28

新しい学年・クラブ活動・スポーツスクールが始まり、子どもたちが元気に身体を動かす姿が増えてきました。
一方で、成長期の子どもたちは特有のスポーツ障害に注意が必要です。
 

今回は、親御さんに知っておいていただきたい代表的なケガと、予防のポイントをご紹介します。


▼ 成長期に多いスポーツ障害


オスグッド・シュラッター病(膝)
膝のお皿の下が痛くなる障害。ジャンプやダッシュの繰り返しで、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が硬くなることで発症しやすくなります。成長期の男子に多くみられます。


シーバー病(踵骨骨端症)(かかと)
踵の成長軟骨部分に負担がかかり痛みが出る障害。走る・跳ぶ動作が多いスポーツ(サッカー・陸上・バスケなど)に多く、特に小学生の成長期に発症しやすいです。


シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)(すね)
すねの内側が痛くなる障害。走り込みやジャンプ、急激な練習量の増加が原因になりやすく、筋肉や骨膜に炎症が起こります。


腰椎分離症(腰)
背骨の一部が疲労骨折を起こす状態。繰り返しの回旋・ジャンプ動作の多い競技で起こりやすく、中高生のスポーツ選手に多い障害です。


▼ どうして成長期はケガが多いの?


成長期は、骨が急激に伸びるのに対し、筋肉や腱は追いつきにくい時期です。
そのため関節の柔軟性が低下し、筋肉の硬さや姿勢の乱れがケガにつながりやすくなります。
さらに、筋力・体幹バランス・フォームの未熟さも加わることで、慢性的な負担が積み重なってしまうのです。


▼ 予防のポイント


日々のストレッチ習慣
特に太もも前(大腿四頭筋)、ふくらはぎ、股関節周りを柔らかく保つことが重要です。


適切なトレーニング指導
体幹の安定性や正しいフォームを身につけることで、負担が偏らない動きづくりができます。


休養とリカバリーを大切に
痛みを我慢させず、早めに専門家に相談することが大切です。


▼ えんじゅく整骨院でできるサポート


当院では、成長期の子どもたちに特化した


・姿勢・動作評価
・ケガ予防のパーソナルトレーニング
・柔軟性向上ストレッチ
・スポーツリハビリ


などを行っています。
「まだ痛みは軽いから…」という段階での早めのケアが、長期離脱を防ぐポイントです。


スポーツを楽しく続けるために、正しい身体の使い方を身につけておきましょう!


お子さまの姿勢や動きが気になる方は、お気軽にご相談ください。


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